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みなさんこんにちは。
本日4月28日をもって、27歳になりました。
時が過ぎるのは、速いようで、案外遅いものです。
これまで生きてきて、今この時点で思う、素直な感想です。

突っ走ってきました。
色んな制約がある中で、少なくとも自分に出来ることは100%やってきました。
後悔もいくつかあるけれど。それは人間ですから。
古代ギリシャに生きたアリストテレスが言った様に、「人間は社会的動物」ですから、
そこに社会が存在する限り、人間の行動は取捨選択にならざるを得ない。
主張と妥協の繰り返しにならざるを得ない。そして、歴史は往々にして繰り返される。
人間が営む社会だから。

ランナーとしての自覚を持ち、常に前だけを見て、アグレッシブに駆け抜ける。
この基本的な生き方は26歳から27歳とか、もうすぐ30歳だとか、
50歳になったら何をしているだろうな、とか関係なく、人生を通じて堅持し続けることだろう。
堅持し続けなければならない。
そうじゃないと、僕が僕でなくなってしまう。
即ち、生きる意義と価値が喪失される。

去年亡くなった父親と、いつも背後で支えてくれる母親に感謝したい。
お父さん、いつも天国で見守ってくれていてありがとう。
お母さん、いつも心配ばかりかけてごめんなさい。

今年はもう少しリラックスして過ごします。

本日この日、真の意味で祝福されるべき対象は僕なんかじゃない。僕の両親だ。
僕を生んでくれた父親と母親に感謝の気持ちを抱きながら、行動でそれを示していくこと。
歴史は繰り返されるだけじゃない、引き継がれるものだ。

人間、原点に戻ることは出来ない、でも忘れないために、自問自答し続けることはできる。

己を見つめなおし、昨日から今日、そして明日へと襷をつないでいく。
誕生日という日は、僕にとっての襷リレーです。
昨日の自分から、明日の自分に向かって、笑顔で襷をつなぎます。

2011年4月28日 加藤嘉一