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みなさんこんばんは。加藤嘉一です。
本日午後、僕自身が上席所員を務めさせている慶応義塾大学の三田キャンパスにて、
学生たちと「震災後のいま、日中関係を考える」というテーマで交流してきました。
「反日感情は実際のところどうなんですか?」、
「中国の人は契約や約束を破らなかったりという状況が普遍的ですが、
 改善すべきだと思っているんですか?」、
「中国の若者はエネルギーに富んでいるけれども、それを爆発させる矛先がないのでは?
 それが社会不安になっているのでは?」など、
中国語が出来る学生、出来ない学生を含めて様々な問題提起をいただきました。
いい時間と空間でした。
残念だったのは、率先して挙手したほとんどが中国人留学生だったこと。
帰り際に、北京大学に1ヶ月留学したことのある日本人学生は、
「私も質問したり、意見を言いたかったんですけど、やっぱり空気の力って重いですよね。
質問できない雰囲気がありました。」と僕に漏らしてきました。
日本の大学生、負けていられないですよ。オールジャパンでがんばろう。

2011年4月26日夜 東京にて