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みなさんこんにちは。加藤嘉一です。
昨日「加藤嘉一の中国塾」セミナーにご招待いただき、
講師として朝9時から夕方17時まで、
ノンストップで中国のいまとこれからを語らせていただきました。

中国語の習得から中国の市場、消費、雇用、中国ビジネスの舵をどう切るか、
そしてテレビでは語れない首脳部の本音まで、気合に気合を重ねて爆発させていただきました。
参加者の方々も早口の僕に必死に着いてきてくれました。
必死にメモを取ってくださいました。鋭い質問を投げかけてくれました。

視聴者の多くが中小企業のビジネスマンであったことは想定内でしたが、
女性と大学生がたくさん来てくれたことが何よりもうれしかったです。
やっぱり女性と若者が輝ける社会が強いんです。
仮に一国の社会における制度設計や国民観念がそれを邪魔しているとしたら、
その社会は確実に衰退の道を転げ落ちます。少子高齢化の社会においてはなおさらです。

中国と如何にして付き合うか。

日本人にとって永遠のテーマになるでしょう。
政府当局だけで外交を展開する時代は終わったんです。
オールジャパンで、官民一体で手をつないでいく時代、
チームワークで外交をやる時代になったんです。
若者と女性が中心となって、日本の対中戦略・世論をリードできていけるようになったとき、
僕は日中関係は変わると確信しています。
若者と女性こそが日本の対中外交における真の即戦力なんです。

さて、君はどう思う?

2011年6月1日 東京にて