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皆さんこんにちは、加藤嘉一です。
上海に拠点を移して早5か月、復旦大学でのミッションも終了しようとしています。
あと数日滞在して、北京へ飛び、9年間に及んだ中国生活の総括をします。
お世話になった方々に挨拶をし、僕の成長と挫折を見届けたスポットに足を運び、
思い出を心のアルバムにしまっていく。

僕は何を思い、何を見出し、何に切なくなるのか。北京は僕にとって成長の原点。
それだけは永遠に変わらない真実。

ランニングだけは怠らないでいきたい。僕ももう28歳。思いっきり走れる時間は限られている。
心身と向き合うと、僕はそう思わざるを得ない。
もちろん、生きている限り、走ることは続けていくのだけれど。
なぜなら、僕にとって人生とは走り続けることだから。
それ以上でもそれ以下でもないから。
人生っていう名のマラソンをどう走り続けるか。
僕がプロセスそのものに意義を感じられる対象は、走り続けることだけなのかもしれない。

走り終えたとき、プロセスのなかで積み重ねた数々のストーリーが、頭の中をいっぱいに埋め尽くしてくれるといいな。
そんな姿をイメージしながら、僕は今日も走る。

加藤嘉一 2012年7月22日 上海復旦大学にて