皆さんこんにちは。加藤嘉一です。

ハーバードも学期末となり、ケネディースクール内も
人の往来が激しく、そわそわしてきています。
僕自身も今週中に研究報告書数本を仕上げなくてはならず、
若干焦り気味ですが、マイペースで取り組んでいこうと思っています。

最近は体調管理のためにお酒や付き合いを控え、
自分でコントロールできる生活を心がけています。
付き合いは北京にいた頃の１０分の１以下に減りましたね。

以前も知人から聞いていましたが、
ボストンの冬は人を寂しく、そして切なくさせます。
市民たちが冬眠する理由をようやく実感しました。

今日も夕方４時からチャールズ河の畔を１３キロ走りました。
気持ちよく、最後の坂は全力で駆け抜けました。
いいトレーニングが出来ましたが、心は寂しく、切ないです。
ただ僕は、人生を通じてどれだけ孤独感を追求していけるかが、
幸福という境地へとたどり着くためのアプローチだと信じてきたので、
ここボストンで孤独感をとことん磨いていきたいと、
己を見つめなおしている次第です。

２０１２年も残り１０日余となりました。
最後、しっかり締めていきたいと思います。

加藤嘉一 2012年12月１8日 ケンブリッジの自宅にて、夜空を見上げながら