自己表現に国境なし

February 23rd,2012
News

皆さん、こんにちは。加藤嘉一です。

昨晩東京で泊まりながら、ロンドンでの自分を夢見ました。
ロンドンはHeathrow空港についてから入国審査で90分並ばされたり、
レストランでオーダーが一向に来なかったり、地下鉄が急に泊まったりなど、
インフラ面ではまだまだだな、北京にも遠く及ばないなあ、これで五輪開催できるのかなあ、
なんて考えていましたが、とはいうものの前回ブログで書いたように、
街並みは素晴らしく、多様性に富んでいて、有機的な空間でした。
人々は五輪を気にせず、淡々と自らのライフサイクルを楽しんでいるのが
妙に政治的でなく、好感を覚えました。

これから海外での発信を強化していきます。
中国から離れるわけではありませんが、日本人として、中国というひとつのコアーな軸を武器に、
国際社会で「アジアの声」を広めていくべく、汗を流していきたい。
グローバリズムと愛国心は表裏一体であり、祖国を愛しているからこそ、グローバルな視角を尊重できる。
グローバルに行動するからこそ、祖国に対する責任感が深化していく。
こんなダイナミズムを開かれた地域社会に反映していければ、相対的に東アジアのパワーを高めていければ、
自分が生まれた地域の平和と繁栄に貢献できれば。そんなことを考える今日この頃です。

自己表現に国境なし。



加藤嘉一