皆さま、こんにちは。加藤嘉一です。
皆さまご存知のように、昨日ボストンマラソンのゴール地点付近で爆発事件が勃発しました。
死傷者が出ると同時に、ボストンコミュニティー、アメリカ社会、
そして今に至るまでテロリズムとの戦いを続ける世界市民に衝撃が走りました。
ボストンはアメリカの中では治安が良い場所であり、
まさかテロリズムを想起させる爆破事件が起きるとは僕自身予想もしていませんでした。
グローバリゼーションが進行すると言われる昨今の情勢ですが、多次元における多様性は
いまだ根強く残り、現状に不満を持ち、暴力で局面を動かそうとする勢力が世界中に眠っている、
これからも潜在的に残り続けるという現実を再認識させられました。
そして、人間がコミットする社会である限り、
いつでも、どこでも予想外のことが起こりうることを痛感しました。
世界が平和に、安全に、平静になっていくことを願うと同時に、この場をお借りして、
今回の事件で亡くなられた方に哀悼の意を申し上げます。
事件発生後、多くの日本の方から日頃ボストンで生活し、
且つランニングを趣味とする僕の身の安全をお気遣いいただくメールを頂戴しました。
僕はちょうどこの日外地への出張が入っており、事件が起きる少し前にボストン空港から離陸し、
道中でニュースを通じて事件のことを知った次第です。
現在生活する土地でこのような事件が起きたことはショックでしたが、
僕自身の身の安全に問題はございません。
元気で過ごしています。
皆さん、こんな僕をお気遣いいただき、激励のお言葉をかけてくださり本当にありがとうございます。
感謝の気持ちで一杯です。
今後とも、少しでも世の中の役に立てるように、人々が国境を越えて社会を営む過程で
何か貢献できるように、全力で精進していきたいと思います。
引き続き、皆さまのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
加藤嘉一 2013年4月16日